いつもお世話になっております。事務局の橋本です。
先週からぐっと寒くなってきましたね。
皆様、温かくしてお過ごしください。

さて今回は内観クラシック14号をご案内させていただきます。
執筆者は大学教員の先生です。
今回はご自身の内観体験を通して、私にとっての内観について、様々な視点でご紹介していただきました。
お楽しみいただけましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

【内観classicの一部をご紹介】
子ども時代を振り返り驚いたのは、父に比べて母と過ごした時間が圧倒的に多く思い出されたことです。
しかし、我が家の場合、これは当然。
父は、肝心な時に不在なことが多く、すべてが一件落着してから上機嫌でお酒の臭いをさせて帰宅していたのです。
通学する小学校が漏電で焼けた時も、妹が腹痛を訴え急性虫垂炎で入院した時もでした。
付け加えると、そういう日の夕食はカレーライスだったようにも思い出され「カレーライスの日はお父さんがいないね」が妹と私の口癖になっていました。
そのカレーライスを私はかつてあまり好きではなく『猫舌で熱い湯気に疲れるから』と答えていました。
ですが、よく考えると本当の理由は別のところにあったのかもしれません。
母は洋裁が得意で、遠方から技術を習いに来る人や独特のデザインの服を頼みに来る人が多くあり、そんな多忙な日の夕食がカレーライスだったように思うのです。(続きます)

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