みなさん、こんにちは運営委員Fです。
いつも自己発見の会の活動にご理解とご協力をいただきまして、ありがとうございます。

何人かの運営委員が持ち回りでこのブログを書いているので、前回は乳幼児の子どもの話だったけど、今回は中高生の子どもの話になったりします。読んでくださっている方には書き手の違いがわからないわけで、すこし混乱される場合もあるようです。それで、今回運営委員Fと名乗ってみます。

さて、みなさんはGOTOトラベルキャンペーンでどこかに行かれましたか?WITHコロナと言われる世の中で、自衛しながらどう暮らしてゆくかという段階に来ていると受け止めています。各都道府県の首長のご意見が割れていたので、GOTOトラベルキャンペーンに乗っかっていいのか悪いのか、悩んだ方もいらっしゃることと思います。進歩的な方、慎重な方、いろいろいらっしゃって当然だと思います。結果としては、各地の観光地が大盛況となったシルバーウィークでした。その後感染者が増えないか皆さんが興味をもって見ておられたと思います。大きな混乱がなくてよかったなぁとホッとしつつ、WITHコロナで適切に予防する意識が高まっているのだろうと勝手に推察しています。油断せずに引き続いてしっかり予防につとめましょう。

「どこかにいかれましたか?」という話に戻します。「本当に出かけて大丈夫なのかな?」と心配する嫁を説得し、私たち家族は近場の温泉宿に一泊してきました。時節柄、観光はせず、宿でのんびり過ごすことにしました。GOTO+地域のキャンペーンのおかげで、ビジネスホテルでの一泊2食にプラスアルファくらいの費用でゆったり過ごせたので、助かりました。温泉と部屋でのんびりくつろぎ、普段はちょっとハードルの高い握りのお寿司を楽しみました。がつがつと観光もしなかったので、普段の疲れがゆるゆると溶けてゆくような気持ちがしました。知り合いにはキャンペーンを使って10回近く旅に出たヘビーユーザーもいました。旅好きの方なら、リーズナブルに行けるのでたくさん行きたくなる気持ちもわかります。

オンラインのセミナーやライブなど世の中はオンライン流行りです。私もオンラインの便利さを享受していますので、できることは極力オンラインで済ませたいと思っています。けれど、旅のようにその場に行かなければ体験できないこともあるなぁと改めて感じました。内観もオンラインで出来ないことはないでしょうが、研修所に赴くからこそ体感できることが多いですね。例えば、これからやるぞと覚悟を決める研修所までの道のり。屏風の中で頭の中を駆け巡る思い出や雑念。緊迫感のある面接。逃げることが難しい研修所での一週間。そして、内観による気づき。その場でないと得られない実体験の価値はオンラインと比べられるものではないでしょう。

北陸内観研修所がGOTOトラベルキャンペーンの対象になったと、自己発見の会のお知らせで拝見しました。関係者の方々の奮闘努力の賜物でしょうが、こういう気づきとチャレンジは素晴らしいですね。貴重な体験に補助をぜひご活用ください。北陸内観研修所はフェイスブックも頻繁に更新しておられるようですし、積極的なプロモーションがどのように結実するのか楽しみですね。
https://www.e-naikan.jp/news/info/2225

良いものは黙っていても広がると考える方もいますが、それはラッキーなケースで大抵は知っていただく努力を相応の努力でする必要があります。吉本伊信先生が「内観のチンドン屋」と自称しておられたのは、人に知ってもらうことの大変さをよくご理解されていたからでしょう。自己発見の会が、内観と出会える場所になって欲しいですし、多くの方が内観によって幸せの種を見つけられることを願っています。

今回も最後まで読んでくださってありがとうございました。
次回もお楽しみに!

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